
- 9999
- 9999+1


まだの方!
YOUTUBEにも公式からいくつか曲がアップされているので、それを聞いてから購入するのもありでしょう。

Balloon Balloon
この曲を紹介しておきたいと思います。
THE YELLOW MONKEY【Balloon Balloon】の視聴&歌詞確認!
おすすめポイントを語る前に、
曲の視聴と歌詞の確認をしておきたい思います!
公式がアップしたBalloon Balloon
Balloon Balloonの歌詞を確認!
Balloon Balloon
作詞:Kazuya Yoshii
作曲:Kazuya Yoshii
歌:THE YELLOW MONKEY
麝香猫みたいな前足で
転がる獲物を弄ぶ
どこかで嗅いだ匂いなのか
過去も未来も今だけになる
カフェオレみたいな巻き髪が
真綿のように絡みついて
後戻りなどできないほど
飲み込まれてくスプーン一杯の愛
秘密の鍵をひねってしまえば
この世界は僕たちだけのもの
熱くて冷たい火の中で
滲むオイルはペイズリー模様
いつかは誰もが風に吹かれて
全ては若いせいだと笑う
破れたハートの穴を塞いで
入り口摘み唇絡めた
膨らんで
膨らんで
割れます割れます
Balloon Balloon
膨らんで
膨らんで
飛びます飛びます
Balloon Balloon
隠れ家みたいなアパートで
少しだけ窓を開けながら
午後の日差しを見つめている
横顔だけが忘れられない
愛をまやかしと言うのなら
この世界は生きてるだけの場所
足元に散らばった文字で
最後はなにを伝えるのだろう
野原を駆け出す子供みたいに
未来だけ見て進んでいたよ
花びらみたいな君の匂いで
あと少しだけここにいさせてよ
膨らんで
膨らんで
割れます割れます
Balloon Balloon
膨らんで
膨らんで
飛びます飛びます
Balloon Balloon
縮まって
縮まって
伸びます伸びます
Balloon Balloon
膨らんで
膨らんで
割れます割れます
Balloon Balloon
大変うれしいことに、この曲、
2020年6月12日からWOWOWで放送される「UEFA EURO 2020 サッカー欧州選手権」のテーマソングになりました!

【Balloon Balloon】Inspired Video

イエモン公認ではありますが、公式ではないので賛否両論あります。

再生時に画質を最低画質に落とすと、ちょうどいい古臭さを感じられてなお好きです。
【Balloon Balloon】の歌詞の意味考察&感想含めたおすすめポイント!
さて、1度は聞いていただいたかと思うので、
その魅力にはお気づきいただいているでしょう。

ロックでありながら、歌謡曲のような曲
平成も終わり、令和になろうかという今。
そんな時期に発売されながらも、どこか昭和の歌謡曲を感じさせる曲調になっています。

アルバム全曲を視聴した後、今現在はずっと「Balloom Balloon」を聞いております。
それは中毒性があるだけでなく、
歌謡曲のようなのに、ちゃんとイエモンのロックになっているからです。

Balloon Balloonのテーマ
この曲について吉井さんから、
夢を膨らませ、何かに夢中になって燃え尽きる人たちの歌です。
出典:https://natalie.mu/music/news/369062
とコメントがあります。
風船という、壊れやすいうえに捕まえておかないと飛んで行ってしまうモノ。
「何かに夢中になっている人」とは言っておられますが、私は完全に愛だの恋だのだと考えています。
恋やら愛やらを風船に例えている。

歌詞の考察(感想)
カフェオレみたいな巻髪

私の勝手なイメージですが、この髪色・髪型をしている人は軽く見られてしまうように思います。

しかし、そんなつもりだった相手は、
麝香猫みたいな前足で
転がる獲物を弄ぶ
猫のようにつかみどころがないだけでなく、麝香(ムスク)のような魅惑的な香りを漂わせ、こちらの心をもてあそぶ。

過去にも、
- WELCOME TO MY DOGHOUSE
- Pain(吉井和哉名義)
で麝香が登場します。

真綿のように絡みついて
後戻りなどできないほど
真綿が首を徐々に絞めていくかの如く、ゆっくりと絡みつきどんどん逃げられなくなる。

これに続くサビ部分の歌詞は、吉井さんらしく様々なニュアンスを入れているので、ご想像にお任せします。
隠れ家みたいなアパートで
少しだけ窓を開けながら
午後の日差しを見つめている
横顔だけが忘れられない
交際しているわけではない女性と、人目を忍んでの逢瀬。
捕らえどころのない彼女と過ごす事後のまどろみのような時間。

情景が浮かび上がってくるうえ、退廃的な魅力を感じる。

彼女は少し窓を開け、外の世界に思いをはせていた。
そんな彼女がさらに綺麗に見え、一方的にどんどん夢中になり、今でも彼女の様子がまぶたに焼き付いて忘れられない。
愛をまやかしと言うのなら
この世界は生きてるだけの場所
足元に散らばった文字で
最後はなにを伝えるのだろう
愛や恋といった恋愛感情を一種の精神疾患だともいう。
そんなつまらない世界ならば、この世界に魅力などなく、ただ呼吸をし「死んでいない」というだけ。

仮に叶うことなく、無残にも砕けた恋心。
そんなはじけて散った恋心のかけらは、最後に何を伝えてくれるのだろうか。

野原を駆け出す子供みたいに
未来だけ見て進んでいたよ
花びらみたいな君の匂いで
あと少しだけここにいさせてよ
純粋無垢な子供たちのように、未来を疑いもせず、ただただ未来に希望をはせていた。
しかし、そんな日々も唐突に終わった。
君という、圧倒的な魅力をもった女性があらわれたから。
君といる時間は、まさに夢のような時間。
恋焦がれ、惹かれ続けた君の匂いに包まれたまま、もう少しこの恋という夢のなかにいさせてほしい。

Balloon Balloonで私が好きなところ
勝手な解釈を書いてきましたが、
歌詞の意味を考える前からこの曲が好きでした。
なぜこれほどまでに好きになったのかを書いておこうと思います。
吉井さんらしい歌詞
吉井さんが書かれた歌詞の場合、
1番と2番はサビを含めて歌詞が異なります

他の歌手の場合、サビだけは全くおんなじということも少なくありません。
私は、サビすらも変えてしまう吉井さんの歌詞が好きなのです。
最初に惹かれたのはこの部分。
秘密の鍵をひねってしまえば
この世界は僕たちだけのもの
愛をまやかしと言うのなら
この世界は生きてるだけの場所
1番と2番でまったく状況が違う。

他にも、
いつかは誰もが風に吹かれて
全ては若いせいだと笑う
野原を駆け出す子供みたいに
未来だけ見て進んでいたよ
1番では女性との関係が上手くいっているかのように描き、恋が燃え上がっている様子を歌っているなかで、
全ては若いせいだと自分で嘲笑っている。

この歌詞の表現はもちろん、1番・2番・サビのバランス。
私が小さいころから好きでいつづけているイエローモンキーの曲そのものです。
それでいて、追憶のマーメイドのオリジナル版の歌詞のように儚さや悲しさ、ひどさも入っている…!

古くて新しい
最初にも書いたように、
ロックでありながら、歌謡曲のような曲
そう感じています。

吉井さんも「ヨシー・ファンクJr.~此レガ原点!!~」にてカバーしていた
昭和の父親のイメージともいえる
そういった曲が好きだから感じるのかもしれませんが、
吉井さんがこれらの歌謡曲をリスペクトしたうえで、自分の土俵である「ロック」で表現している

一見すると混じりあうことがないようなジャンルであっても、それら両方に真摯に向き合い、自分たちの曲として表現する。
そうやって生み出した曲だからこそ、
古く懐かしいように感じるのに、ロックであり、なおかつ新しい。
それが好きになった理由のひとつだと思います。

そうじゃなくて、新しい時代に向かうにふさわしく、
過去を積み重ねて発展した曲。

もう一回聞きたくなってきましたか?
⇒ 【イエモン】天道虫!歌詞の意味と曲調がメロメからの再出発を決定づける!
⇒ イエモンのJAMの歌詞と意味!私はこの曲のおかげで結婚できました
⇒ イエモン「峠」歌詞と解釈!30代吉井さんが作った中でベスト3に入る
THE YELLOW MONKEY【Balloon Balloon】の歌詞と意味と感想!のまとめ
- 古さと新しさを兼ね備えた曲
- 中毒性は高い
- 歌詞、曲すべてがイエモンらしい
- 絶対に聞いてほしい

この曲、

再結成後、初のアルバムでこういった新しい境地の曲が聞けたのはイチファンとして本当に嬉しい。
この愛をまやかしだと言われたら、私にとってもこの世界はただ生きているだけの場所になります。
どうか、YOUTUBEだけでなく、
吉井さんこだわりの紙ジャケ
その中に入ったアルバムで聞いてみてください!
イエモンの他の曲の感想、考察もしています!
Balloon Balloonについて今回は書き綴ってきましたが、メジャー、マイナー関係なくイエモン関連の曲で


そう思っていただけるように更新していますので、ぜひご覧ください!

コメントをください。