私が小学生のころからずっと気になり続けてきたお酒。
ズブロッカ
もしかしたら私に先んじて既に飲んだこともあるかもしれませんね。
最近やっと念願のズブロッカを手に入れることができました!
今回はそんな、ズブロッカに焦点を当てて文章を書きつづってみましたので、お付き合いください。
「聖なる海とサンシャイン」に登場するズブロッカ
THE YELLOW MONKEY
聖なる海とサンシャイン
作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉あの事で頭がいっぱいな夜はズブロッカでは消せない
曲の人気も、MVの人気も高い我らがYHE YELLOW MONKEYの作品
「聖なる海とサンシャイン」
この曲中に、(当時小学生の私にとって)正体不明の単語として私の人生に登場したのが
「ズブロッカ」
そんな名前の気になるやつでした。
そして初めて飲んだのは、30歳になってから。
実は希少な酒「ズブロッカ」
なんでか「ズブロッカ」と聞いているのに、「どぶろく」が脳内で再生される私自身の整理のためにもズブロッカがどんな酒なのかをまとめておきます。
ズブロッカの説明
ズブロッカとは、ポーランドのお酒です。
酒の種類としてはウオッカ。
世界遺産であるビャウォヴィエジャの森でのみ採れる「バイソングラス」という薬草を漬けこみ、香りと飲み口に特徴が出たお酒。
ボトルには絶滅危惧種であり、聖牛として扱われているヨーロッパバイソンが描かれており、このヨーロッパバイソンが好んで食べるのがバイソングラス。
貴重であるバイソングラスの採取には許可が必要で、今現在でも採取は手作業で行われ、バイソングラスを使ってズブロッカを作ることができるのも世界で1社(ポルモス・ビヤリストック社)だけ。
めっちゃ貴重な感じがしてきません?
ちなみにバイソングラスもラテン語で「聖なる草」という名称らしいです。
「聖なる」海とサンシャインという曲に登場するのにふさわしく、ズブロッカは聖なる草と聖なる牛なのです。
ズブロッカ自体は貴重だけど結構安価
手作業で採取されたバイソングラスという貴重な植物を使用し、たった1社だけが作ることを許されている酒「ズブロッカ」。
しかしながら、結構安く手に入れることができます。
あの、少年時代からあこがれた「ズブロッカ」がそんな低価格で購入できるなんて、良い時代です。
ズブロッカであの事で頭がいっぱいな夜はやっぱり消せないのか
ズブロッカを飲んだ感想
実際に飲んでみると驚きます。
めっちゃ桜餅の香りがするから。
そして、ウオッカなだけあってストレートで飲むと「クワっ!」っときます。
ただし、父にもズブロッカをプレゼントしたのですが、お酒を好きで散々強いお酒を飲んできた父には「甘い」と感じたらしいです。
ズブロッカのおすすめ&一般的な飲み方
飲み方として一般的なのは、
- 冷凍庫でキンキンに冷やしトロトロにして飲む
- ポーランドで一般的なリンゴジュースで割って飲む(シャルロッカ)
- ズブロッカで梅酒を作って飲む
このあたりだそうです。
個人的な感想としては
①は香りは控えめになってしまうけれど飲みやすい
②は若干くすりっぽい感じになってしまうので好みが分かれるかも
③は未体験
①はそもそもお酒が苦手という人でない限りは、大体の人が飲みやすくなると思います。
②に関しては、私個人的にはお気に入りです。
我が家で使用したリンゴジュースとの相性の問題かもしれませんが、リンゴの香りとズブロッカの香りが混ざり合い、なんとなくくすりっぽい香りになります。
ドクターペッパーが好きな人であれば、きっと気に入ると思われます。
「あの事で頭がいっぱいな夜」は消せないのか
「あの事で頭がいっぱいな夜」をズブロッカで消せるかを考えるにあたり、「あの事」が何なのかというのが一番の問題です。
蜂の巣にされた魂の束を君にあげたくなるぐらいですからね。
個人的な感想としては、
「悲恋」であればズブロッカでは消せません。
ズブロッカの香りは品を感じさせ、バイソングラスに含まれる成分「クマリン」は過剰摂取は肝毒性や腎毒性があるものの抗酸化作用や抗菌作用が期待できる。
酒という百薬の長にも身を亡ぼすきっかけにもなる存在だけど、ズブロッカはやけ酒に向かない。
そもそもお酒にすがる状況というのは、切羽詰まっていて悲恋に向き合えず酒におぼれて忘れたい状況でしょう。
でも、ズブロッカはどこか気品を感じさせ、優しく包み込んでくれてしまう。
だから消せない。
私個人としてはそう感じました。
…それでもウオッカですし、度数は37.5度もあるので飲み方と量次第といえばそれまででしょうけど。
ズブロッカではあの事を消せないのか。イエモンファン認知度がピカイチなお酒のまとめ
ズブロッカをついに購入し、飲んだ勢いでこのページを作りました。
わざわざズブロッカを歌詞に書くぐらいだから、吉井さんも飲んでいたのかな?なんて思っています。
だからこそ、同じものを体験して自分なりの感想や考えをもつことで、より相手を理解する助けとしたい。
そんな傲慢ともいえる考えでこのサイトはできています。。。
もしよろしければ他のイエローモンキーについて書いた記事も読んでいただけるとうれしいいです。
イエモンの他の曲の感想、考察もしています!
追憶のマーメイド(オリジナル)について今回は書き綴ってきましたが、メジャー、マイナー関係なくイエモン関連の曲で
そう思っていただけるように更新していますので、ぜひご覧ください!
- JAM
- 天国旅行
- 天道虫とメロメ
- Balloon Balloon
こういった曲についても記事を書いています!
コメントをください。
僕も「聖なる海とサンシャイン」は高2くらいだったかなぁ。
少しだけこれまでと「毛色」が違う曲調?(上手く表現できないw)だなと感じたけれど、その中にも所謂「イエモン臭」は感じられたから、大好きな曲の一つでもあります。
「ズブロッカ」って、ホント最初は何の事かさっぱりでしたよ(笑)
大人になって、酒を嗜むようになって、ようやく分かりました。
「ズブロッカ」では消せない「あの事でいっぱい」って、正直ニヤニヤしちゃいますね(笑)
確かに「イエモン臭」は感じられますね。
ズブロッカは最初に耳にしてからずっと謎の単語でした。笑
(私の中では確定事項の)超絶モテ男の吉井さんであってもズブロッカで消せない「あの事」がいっぱいなのだとしたら、世界は不思議であふれておりますなぁ…笑