ストーリー性のある曲って、なんだか不思議な魅力がありますよね?
曲を聴き、歌詞を読んでいるだけでなぜか映像が浮かんでくるのがたまらない。
そんなストーリー性のある曲、THE YELLOW MONKEYで一番に思い浮かぶのが
Wedding Dress
皆さんそうだと思います。
- JAM
- 追憶のマーメイド
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吉井さんソロ・THE YELLOW MONKEY含め記事を書いています!
THE YELLOW MONKEY「Wedding Dress」の歌詞
Wedding Dress
作詞 Kazuya Yoshii
作曲 Kazuya Yoshii
唄 THE YELLOW MONKEYわたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
わたし待ってる君は他に好きな娘できた
だらしない男
パパやママも悲しむ
どうするのよ
決して安くない車、マンション、イタリアの家具も
きれいなダイヤの指輪どうするのよああ近所のイヤなご婦人に
惨めなレッテルをはられ
後ろ指を指されるじゃない
だから早く来てわたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
君はまだ来ない映画の「卒業」のように
誰か迎えに来てよ
今はどんな人でも構わない
天気が悪くなってきた
おなかも痛くなってきた
教会の前で待つこと3時間運命の赤い糸なんか
はなから信用していない
もう一生一人でいるわ
誰にも会いたくないたまに我儘も言ったわよ
料理も掃除も好きじゃない
そんな事しなくても生きてける
だから早く来てわたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
雨が降ってきた高いウエディング・ドレス君を待つ
一人ウエディング・ドレス君を待つ
2度目のウエディング・ドレス君を待つ
高いドレスわたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
わたしウエディング・ドレス君を待つ
わたし待ってるCome on………
歌詞を読むだけで、ウエディングドレス姿で教会の前に座り込んでいる女性が思い浮かびます。
ストーリー性のある曲の代表「Wedding Dress」
結婚行進曲から始まる、思わせぶり…
結婚情報誌「ゼクシィ」のCMで流れるパパパパーンの曲としても有名な
結婚行進曲
フェリックス・メンデルスゾーンが作曲した演奏会用序曲(作品21)および劇付随音楽(作品61)である「夏の夜の夢」。
その中の9番目の曲。
作品61は1843年に制作された。
夏の夜の夢
- スケルツォ
- 情景(メロドラマ)と妖精の行進
- 歌と合唱「舌先裂けたまだら蛇」
- 情景(メロドラマ)
- 間奏曲
- 情景(メロドラマ)
- 夜想曲
- 情景(メロドラマ)
- 結婚行進曲
- 情景(メロドラマ)と葬送行進曲
- ベルガマスク舞曲
- 情景(メロドラマ)と終曲
結婚式でのド定番ともいえる曲で始まるにもかかわらず、最初のひとこと?が、
カモン、ダーリン…
主役の女性を始めとする登場人物のイメージ
悲しい定めの中にいる女性ですが、私の妄想の中でのイメージは…
そんなイメージです。
君は他に好きな娘できた
だらしない男
そんな始まりですが、告げられたのはいつなんでしょうかね…
私の妄想たる映画の中では、
当日の朝
というのが最有力です。
そんな感じで待ちぼうけしているのでしょう…。
ダメな男のイメージとしては、
ちやほやされなれている感じですかね?
結婚後にすぐ別れを切り出された経験があるため、もう結婚なんかしない!!とか思っていた女性の心をくすぐり、虜にして、貢いでもらっている。
決して安くない車、マンション、イタリアの家具
これらは、ダメな男が主人公に対し、
これがない結婚生活なんてかんがえられない。
とか言って、買わせるだけ買わせたものでしょう。
女性は結婚するためにも、そのマンション(高層マンションの中層)にすでに半年前から住み始めており、やたらマウントをとってくるご近所さんとも何とか渡り合っている状況。
だからこその、確実に言われるであろう、
映画「卒業」とは
みじめなレッテルを貼られる寸前の女性が思い出している映画
卒業
私はどんな映画なのか知りませんでしたが、あなたはご存じでした?
ダスティン・ホフマンが一躍有名になったきっかけで、1967年に作成された映画。
逢瀬を重ねるごとに募る虚無感。
そんな中、両親に言われてデートをした相手に、本当の愛を見つける。
でも、その相手は関係を持った女性の娘。
母親たる女性に邪魔をされ、疎遠になりつつも追いかけ、プロポーズ。
成功するかと思われたが、彼女が去り、さらには別の男と結婚することを知る。
誓いの言葉、誓いのキスも行われた後ではあるが、主人公は結婚式に乗り込み、彼女と逃避行に…
したくもない相手と結婚させられるヒロインの女性に、自分を重ね合わせ「誰か」が迎えに来てくれるという希望的観測。
それほどまでに追い詰められているのがよくわかります。
卒業のストーリーについて詳しく知りたい方はこちらがおすすめ!
それにしても、吉井さんの絶妙な歌詞。
おなかも痛くなってきた
ご存じかもしれませんが、ウエディングドレスはコルセットなんかも着用しますし、裾は長いし広がっているしと、簡単にお手洗いには行けない格好です。
ちょっとトイレ…なんていうと、一回素っ裸にならなきゃいけないドレスもあるとか。
そりゃあ3時間も待っていれば限界が来ますって。
きっと過ちを繰り返すであろう主人公の女性
運命の赤い糸なんか
はなから信用していない
もう一生一人でいるわ
誰にも会いたくない
たまに我儘も言ったわよ
料理も掃除も好きじゃない
そんな事しなくても生きてける
だから早く来て
2度目のウエディング・ドレス君を待つ
畳みかけるようなこの歌詞たち。
手ひどい失敗をした結果、もう運命とか信じない、結婚したいとも思わない。
そんな八つ当たりのような言葉を吐き捨てていますが、どう考えても原因を間違えている。
わがままを言う、料理をしない、掃除をしない。
だから捨てられたと思っているけど、そうじゃない。
原因を自分だと思ってしまっているほど人がいい女性だから、きっとまた繰り返す。
「2度目のウエディング・ドレス」と言っているのを、私はバツイチととらえましたが、
もっとひどくとらえるなら、すでに1回すっぽかされた経験がある。
あの時はごめん。
どうしても俺が行かなきゃいけなかったんだ。
君との結婚が嫌なはずなんてない。
だから、もう一度だけチャンスが欲しい。
君を愛しているんだ…
そんな安っぽいセリフを吐かれ、許した挙句今まで通り貢ぐ生活。
そんな彼女は、また繰り返すのでしょう。
甘い言葉をささやく男に騙されるということを…。
THE YELLOW MONKEYのストーリー性のあるおすすめ曲【Wedding Dress】のまとめ
ストーリー性のある曲といえば、このWedding Dressだと思う程度には私の中で大ヒットです。
収録されているアルバム、TRIAD YEARS act I & II 〜THE VERY BEST OF THE YELLOW MONKEY〜にてぜひRemasteredされたものを聞いてみてください。
イエモンの他の曲の感想、考察もしています!
Wedding Dressについて今回は書き綴ってきましたが、メジャー、マイナー関係なくイエモン関連の曲で
そう思っていただけるように更新していますので、ぜひご覧ください!
コメントをください。
WeddingDressいい曲です!
福岡行きたかった〜
でもLive Loudがあるのでその時の熱狂が耳に響き渡ります!
いつか年末Live大阪でやって〜www
Come on!wwww
いい曲ですよね!
ライブアルバムはその時の興奮を共有してくれる良さと、行きたかったという後悔が湧き上がる諸刃の剣です…笑
年末は絶対に武道館ですからね(´-` )