どうも、うにょらーです!(@unyoraaaa4)
あなたは天国旅行って聞いて何を思い浮かべますか?
- 幸せな感じ?
- 解放される感じ?

というわけで、今回紹介するのは
THE YELLOW MONKEY(イエモン)の「天国旅行」
という曲です。
この曲の歌詞の意味を解説している他のサイトを読むと、
- アブナイ曲
- ヤバい曲
と紹介されていることがほとんどです。

むしろ、
投げやりながらも希望を持った曲
そう思っています。
当時曲は聞いていましたが、私の年齢(1990年生まれ)的にまったく時代情勢も知らなければ、当時のイエモンの状況もリアルタイムでは知らないので、熱烈なファンからしたら

といわれるかもしれませんが、ご容赦下さい!

- JAM
- 追憶のマーメイド
- 峠
- Balloon Balloon
こういった曲についても記事を書いています!
天国旅行(THE YELLOW MONKEY)の歌詞をおさらい
「天国旅行」
作詞、作曲:吉井和哉
唄:THE YELLOW MONKEY
泣きたくなるほどノスタルジックになりたい
せまいベッドの列車で天国旅行に行くんだよ
汚れた心とこの世にさよなら
全てにやさしい愛も今はいらない
ニセモノな安らぎでもいい
薄れていく意識の中のVTRは回る
けしの花びら さえずるひばり
僕は孤独なつくしんぼう
思い出せるだけ思い出して遊びたい
つらい事うれしい事
狂ったように愛し合った事
汚れるだけ汚れるのもいい
笑いながら死ぬ事なんて僕にはできないから
潮騒の音 快晴の彼方
そこに吹く風 その時の匂い
潮は満ちてく ひざから肩へ
苦しさを越え 喜びになる
身体バラバラ 溶けてダラダラ
天国が好き 僕は幸せ
身体バラバラ 身体バラバラ
身体バラバラ
つくしんぼう
天国旅行の歌詞に出てくる「つくしんぼう」とは?
土筆ん坊?尽くしん坊?
曲の解釈をする前に、歌詞に出てくる単語の解釈をしておきます!
「つくしんぼう」
最初この曲を聴いていたときは、春に出てくるツクシかと思っていました。
- ツクシ
スギナの胞子茎の名称
食べられる山菜
スギナは生命力が強く、除草に苦労する…(元ホームセンターの私情報)
ツクシ=ポツンと生えている
というから、「ひとりぼっちなたとえ」とか思っていましたが、最近になって調べてみたら俗語がありました!
- つくしんぼう(尽くしん坊)
女性にプレゼントを送ったり、アッシー(死語)になったりと女性に尽くす男性を指す。
1989年頃に普及した。
現在では死語。
曲が作られる更に8年前に普及とあり、当時の状況など小学生になったばかりの私がしっているわけないので、実際に使われていたのかがまったく分かりません。
歌詞でも「ノスタルジックになりたい」と最初に歌っているので、若干古い言い回しの方があってるのかとも思います。
- ノスタルジック
遠い懐かしさを感じさせるもの、得がたいもの、失われたものなどに対して、心惹かれ、思いを馳せ、憧れや恋しさを抱く様などを意味する語。主に「郷愁」と約される
尽くしん坊自体が、女性の関心を引くために尽くしていることをさしていて、奥さんや彼女にたいしてではないようなので、曲のとらえ方によってはこちらかもしれません。

天国旅行の歌詞の解釈!

先入観にとらわれない!

むしろ、けしの花の花言葉は
- 慰め
- いたわり
- 思いやり
やさしいものです。

天国旅行の歌詞を完全独自解釈
何事もうまくいかず、ただ自分を慰めるだけの男の唄。
泣きたくなるほどノスタルジックになりたい
せまいベッドの列車で天国旅行に行くんだよ
汚れた心とこの世にさよなら
全てにやさしい愛も今はいらない
もう戻ってこない、自分の中での輝かしい日々。
当たり前だけど、どれだけ希っても絶対に戻ってくるはずはない。
だから、狭い部屋の狭いベッドで空想、妄想にふける。
ニセモノな安らぎでもいい
薄れていく意識の中のVTRは回る
空想、夢の中なら、自分は世界の中心でみんなが僕に優しくしてくれる。
そんな風に自分を空想で自分を慰め、時折フラッシュバックする現実の嫌なことをなんとか思い出さないようにしながら、まどろみの世界から本当の夢の世界に飛び立っていく。
けしの花びら さえずるひばり
僕は孤独なつくしんぼう
- ケシの花が開花するのは4-6月頃
- ひばりは「春を告げる鳥」として古より有名
- 土筆ん坊は3-4月に出るスギナの胞子茎
けしの花やひばりが現れるよりも先に出てしまう土筆。
僕はそんな土筆のようだ。
ぽつんとひとり、周りから浮いている。
思い出せるだけ思い出して遊びたい
つらい事うれしい事
狂ったように愛し合った事
輝かしい過去の自分。
みんなと色んな感情を共有し、溺れるような恋もした。
汚れるだけ汚れるのもいい
笑いながら死ぬ事なんて僕にはできないから
誠実な生き方なんかしてこなかった。
悪いことだってしてきた。
どこで間違えたのか。
いまさら胸を張って生きることなんてできないから、これからも意地汚くいきるだけ。
潮騒の音 快晴の彼方
そこに吹く風 その時の匂い
潮は満ちてく ひざから肩へ
苦しさを越え 喜びになる
潮が満ちてきたらしい。
明るく、楽しい世界はずいぶんと遠くに行ってしまった。
もう身動きすらまともに取れないほど、この生活になじんでしまった。
自分の生き方が嫌いになるほど、苦しい。
なのになぜかその生き方が興奮する。
悲劇のヒーローでも気取っているからだろうか。
そんな考えをする自分のことがなおさら嫌いになる。
身体バラバラ 溶けてダラダラ
天国が好き 僕は幸せ
身体バラバラ 身体バラバラ
身体バラバラ
つくしんぼう
もう壊れてきてしまったらしい。
なぜだか幸せな気分だ。
誰かに尽くすことを生きる理由にし、毎夜のように自分を慰めることだけが自分を保つ術なのかもしれない。

私にとっての天国旅行という曲の感想
曲調はもちろんのこと、歌詞にも明るい部分がほとんどありません。
そんな曲ですが、
私にとってイエモンの天国旅行は、最高の応援ソングです。
社会人になり、パワハラにあい、精神的にひどく落ち込んでいた時期が私にはありました。

そんな時に聞いていたのが、この曲。イエモンの天国旅行です。
沈み切った私に寄り添うように。
しかも、元気出せよ!みたいなことは言わずに、ただそばにいてくれるような曲。

そんな状況がないことが理想ですが、もしどうしようもないほど落ち込むときは天国旅行を聞いてください。
きっと、ゆっくりでも前を向けるようになるはずです。
逆に元気なときは「プライマル。」を聞いてください!
⇒ TRIAD YEARSの意味とは?イエモンの非公認公認アルバム?収録曲も!
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⇒ 追憶のマーメイドのオリジナル歌詞とは?やっぱりイエモンが好き!
⇒ STONE BUTTERFLYを考察!イエモンのあまり知られていないおすすめ曲
天国旅行の歌詞の完全独自解釈!つくしんぼうとは?イエモンが好き!のまとめ
いかがでしたでしょうか。
おそらくは大部分の方が考えているアブナイ曲というのが、吉井さん本来の製作意図かもしれません。

でも私にとっては、どん底から這い上がるための曲です。
私のブログなので、私なりの解釈をのっけてみました!
もしよければ、先入観のない状態のまっさらな気持ちで「天国旅行」を聞いてみてください!
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それでは、以上で
天国旅行の歌詞の完全独自解釈!つくしんぼうとは?イエモンが好き!
についてのまとめを終わります。
イエモンの他の曲の感想、考察もしています!
天国旅行について今回は書き綴ってきましたが、メジャー、マイナー関係なくイエモン関連の曲で


STONE BUTTERFLYの歌詞考察を読んだ
改めて歌詞を読むとなるほどと思う
「銃」はマイクの事を指してるのかなとか思ったりhttps://t.co/IOMSOSJBQK— しびれ (@108san___) 2019年1月5日
そう思っていただけるように更新していますので、ぜひご覧ください!

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