
親から子へのイエモン愛が伝わるのは繰り返すことを実感している男、うにょらー(@unyoraaaa4)です!
再結成からもうすぐ丸4年。
THE YELLOW MONKEYの新曲、ライブ、MVが見られる幸せを噛みしめています。
そんなイエモンですが、充電期間に入る前の2020年3月13日に新しい公式MVを公開しました。
曲は「未来はみないで」
もともと、再結成第1弾シングルの予定だった曲ですが、取りやめになり、2019年12月28日(イエモンの記念日)に
ファンクラブ会員に限定ギフトとして公開された曲です。
今回はそんな「未来はみないで」の歌詞と、意味の解釈を交えた感想を書き綴っていきます。
- JAM
- 追憶のマーメイド
- 天国旅行
- Balloon Balloon
こういった曲についても記事を書いています!
イエモン「未来はみないで」の歌詞
元々はファンクラブ限定で公開されていた曲、
「未来はみないで」
素晴らしい曲で、ファンからの後押しもあり公式MVが作成され先日公開されました。

歌詞の確認をしつつ、感想を綴っていきます。
THE YELOOW MONKEY「未来はみないで」の歌詞
未来はみないで
作詞作曲:吉井和哉
編曲:THE YELLOW MONKEYタキシードの召使いが時計のリューズ回して
「何をそんなにお急ぎなのか」
永遠とかあるかどうかもう少し調べたいから
今日はずっと一緒にいてくれないか薄紅色の花が風の中を舞い散った
強く抱いてもいいかな未来は見ないで
そんな不確かな言葉に隠れて迷子になったりして
愛とは何かを知ったその朝に
あなたはこの部屋出て行くのでしょう言いたいことやりたいこと
この先だって変わるよ
何も石に彫ったわけじゃないからね誰かの歴史をなぞった
スーパースターが横切った
子犬を抱えながら目覚めの口づけ擦れ合う肌に
生まれたてのような喜びを見てた好きな歌を一緒に歌わないか?
そのために歌があるなら
ほうき星がサヨナラって消えた
窓の向こうは未来は見ないで
今はここにいて昔のことだけ話したっていいから
未来は未来で
大きな口を開けて笑ってるのかなそれならいいけれど
愛とは何かを知ったその朝に
僕らはこの部屋出て行くのでしょうまた会えるって
約束して
未来はみないでの歌詞解釈と感想
未来はみないでは活動再開時には完成していて、再結成後の第1弾シングルの予定だった曲。
結果としてALRIGHTが発売されたので、第1弾シングルとしては発売はされませんでしたが、新生イエローモンキーの絆を感じさせてくれる優しい曲です。
THE YELLOW MONKEYから皆さんへの手紙のようなものです
吉井さんはライブMCで、この曲のことを
THE YELLOW MONKEYから皆さんへの手紙のようなものです
そういっています。


長かった冬の終わり
MVの始まりは、Maslenitsa(マスレニツァ)で冬を意味している藁の案山子を燃やしているシーン。
冬に別れを告げ、春を迎えるロシアの祭り

タキシードの召使いが時計のリューズ回して
「何をそんなにお急ぎなのか」
曲の始まりの部分。
再結成後の第1弾としてリリースされなかったこの曲と、リリースされたALRIGHT。

ALRIGHTでは、タイマーを回した。
未来はみないでは、時計のリューズを回した。

タイマーだと、セットした時間が来たら終わってしまう。
でも、時計のリューズならまた回せばまだまだ動き続ける。
時を刻む時計を題材にしているのも、イエモンとしての軌跡を刻んでいく感じがして好きです。
そして、
永遠とかあるかどうかもう少し調べたいから
今日はずっと一緒にいてくれないか
この歌詞は悶絶もの。
普段の艶めかしさがあふれ出す歌い方ではなく、無感情を装ったような歌いかたからも、
不安で、そばにいて欲しい感じがあふれ出してる。

これをメンバーに対して言っているのなら、
解散をしたがった奴が言うのはおこがましいかもしれないけど、また一緒に活動したい。
ローリングストーンズのように、いつまでも。

ここまでの歌詞で、
- ALRIGHT
待たせたな!帰ってきたぜ! - 未来はみないで
どうなるかわからないけど、また一緒に…
という印象の違いを受けました。

未来はみないではHORIZONと同じ、メンバー愛の溢れた曲だと思います。
薄紅色の花はハナミズキではないか
薄紅色の花が風の中を舞い散った
強く抱いてもいいかな
薄紅色の花

- 永続性
- 返礼
- 私の想いを受けてください

永遠があるのかまだわからない。
それでも、永遠を信じてもう一回やりたい。
みんなが心配してくれてたことはわかっていたけど、どうにもできなかった私からのお礼として。

未来を不安に思うよりも、今を全力で
未来は見ないで
そんな不確かな言葉に隠れて迷子になったりして
愛とは何かを知ったその朝に
あなたはこの部屋出て行くのでしょう

未来のことなど考えず、やりたいことを全力でやる。
その結果、やっとずっとテーマに歌ってきた愛が何か知ることができる。
それを知ることができるのはきっと死ぬ間際。
ずっとイエモンとして活動し、やっと愛を知って旅立っていく。
もう解散しない、メンバーが最後の1人になるまで活動を辞めない。

ローリングストーン
言いたいことやりたいこと
この先だって変わるよ
何も石に彫ったわけじゃないからね
「石」という歌詞をみると、STONE BUTTERFLYを思い出します。

私の解釈でこの曲のテーマは、ROLLING STONE
- 英国
落ち着きなく転がる石のように、ころころと仕事などを変えていては何も身につかない。 - 米国
転がっている石にはコケがつかない。(いつまでも新鮮)

でも今は、もっと柔軟に。
言いたいことも、やりたいことも、日々変わり続ける。
こうでなきゃいけないではなく、こんな方法もあるんだと知ったうえで、やり続ける。

再結成への決意
好きな歌を一緒に歌わないか?
そのために歌があるなら
ほうき星がサヨナラって消えた
窓の向こうは
あれこれ考え、気にして歌を歌うんじゃなくて、好きな歌を歌う。
JAMの歌詞にも、
素敵なものが欲しいけど
あんまり売ってないから
好きな歌を歌う
好きな歌を歌うことが、結果素敵なことになっているのです。
ほうき星は彗星のこと。

流れ星だと、0.1mm~数cmぐらいのものなので、光るけど燃え尽きてしまう。
彗星は小天体で、太陽に近づいた際に一時的に大気が燃えて光る。
燃え尽きないのです。
けれど、彗星は太陽に近づく周期に差があり(約3年から数百万年以上)中には2度と近づかないもの、地球からは見ることができないものがあるそうです。
世界からみたら会えたこと、一緒に活動できたこと自体が一瞬のことなのかもしれない。
それでも今会えたことを大事にする。

未来を信じる
未来は見ないで
今はここにいて昔のことだけ話したっていいから
未来は未来で
大きな口を開けて笑ってるのかなそれならいいけれど
愛とは何かを知ったその朝に
僕らはこの部屋出て行くのでしょうまた会えるって
約束して
過去を振り返り、傷を舐め合うのだってそう悪いことじゃない。
それでまた前を向く力になるなら。
そうやってまた動き出し、笑いながら続けた先で自分がテーマにしてきた愛を知り、生を終える。
でもそこで終わりじゃない。
あの世か来世かわからないけど、また再開できることを信じ約束する。
再結成の時はもちろん、充電期間に入る今であっても、次を信じさせてくれる歌詞ではないですか!!

第1弾シングルにならなかった理由について考察
「未来はみないで」は活動再開時には完成していて、再結成後の第1弾シングルの予定だった曲。

リリースされなかった理由はいろいろあるのでしょうが、私は「前と同じ理由ではないか」と考えています。
復帰第1弾としては暗い
THE YELLOW MONKEYでは過去にもそんなことがありました。
休養明けにはふさわしくないと言われた「聖なる海とサンシャイン」
1998-99年に行われた、「PUNCH DRUNKARD TOUR」。
1年間でホール72本、アリーナ41本の合計113本を回るという恐ろしいスケジュールのツアーでした。
- 香川でのライブ終了後に過労で吉井さんが倒れる
- 音響スタッフの方が事故で亡くなる
- 洋楽志向のチャレンジのセットリストがうまくいかない
そのツアー後、2か月間の休養をイエローモンキーはとります。
休養期間中、吉井さんは10曲のシングル候補曲を作成。

吉井さんが選んだ、休養後の復帰第1弾シングルは「聖なる海とサンシャイン」
しかし、それは実現しませんでした。
スタッフからの、復帰後大1弾としては地味ではないかという意見。
その結果、選ばれたのは「バラ色の日々」
吉井さんにとっては、思い入れも強く、復帰第1弾は何としても「聖なる海とサンシャイン」にしたかったと、「ROCKIN’ON JAPAN」で語っていました。
「未来はみないでも」優しすぎた
「未来はみないで」を初披露したとき、吉さんはこんなことを言っています。
曲って本当に人間と一緒で、運命を持っているというか、生まれるべくして生まれるタイミングがあるというかみなさんの前に現れるタイミングがそれぞれの曲にあると思っています。
再集結後第一弾が「ALRIGHT」で良かったと今では思っていますし、このシーズン2を“未来はみないで”という曲で一回締めくくるというのもとても不思議な運命だなと思っています。
2月11日京セラドーム大阪公演のMCより
再集結後第一弾が「ALRIGHT」で良かったと今では思っています

元々はやはり「未来はみないで」を第1弾にするつもりだったのでしょう。
そこには「聖なる海とサンシャイン」のように、地味などという意見が出たのかもしれません。
確かに、THE YELLOW MONKEYを元々知っていた人や、ずっと好きだった人でない場合は、「ALRIGHT」の方が受けはいいように思います。
確かに素晴らしい曲ですしね。
しかし、私のように解散前から虜になってしまっていた男としては、

その思いが一番強いです。
やりたいことをやれない結果、メンバーが消耗するのはもう見たくありません。
ファンとしてはどうあるのが正しいのかわかりませんが、イエローモンキーが発信するものを、ただ喜んで受けとっていきたいと思う今日この頃です。
ただ、吉井さんのMCを受けて、メンバーにとっても結果的に良かったと思ってくれているのなら、イチファンとして嬉しく思います。
「未来はみないで」の歌詞と意味と感想。イエモンが好き【祝MV公開】のまとめ
- 再結成時にはできていた曲
- ファンクラブ限定で公開されていた
- 曲は優しくメンバーへの思いが溢れている
- この時期のMV公開は、充電期間があっても安心させてくれるような曲
何度聞いても素晴らしい、「未来はみないで」

誰かの歴史をなぞった
スーパースターが横切った
子犬を抱えながら目覚めの口づけ擦れ合う肌に
生まれたてのような喜びを見てた

お互い、これからもイエモンファンで居続けましょう。
THE YELLOW MONKEYの他の曲の感想、考察もしています!
JAMについて今回は書き綴ってきましたが、メジャー、マイナー関係なくイエモン関連の曲で


そう思っていただけるように更新していますので、ぜひご覧ください!

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