
先日、我らが吉井和哉の新曲
「みらいのうた」
が配信限定でリリースされました。

やばいです(語彙力)
私がごちゃごちゃいう前に、聞いていただく&歌詞を読んでいただきましょう。
吉井和哉「みらいのうた」の歌詞
みらいのうた
作詞:吉井和哉
作曲:吉井和哉何もかも嫌になった
こんな時何をしよう
信じてたあの人も
しょうもない嘘ついた小さな部屋の隅でギターを弾きながら
心の形に溜まっていく吸い殻よいつか全てが変わるなら今日もただ歌おう
いろいろいろんなこと知ってしまう前に
僕の過去は僕の
メロディになるから
怖くはない
未来の歌行き先が変わる時
訪れる 強い痛み
幼い記憶だから寂しく思うけど
貝殻に耳を当てながら見た海よ君が笑顔になるのなら今日もただ歌おう
怒りもあるならば素直に出せばいい
この場所のここから
たまらなく好きだよ
狭いベッドがステージになる柔らかい風が頬を撫でる
果てしなく続いてく若草よいつか全てが変わるなら今日もただ耐えよう
何度も何度でも立ち上がってみせるよ
いつかここから消えるなら今日もただ歌おう
いろいろいろんなこと知ってしまう後も
君と僕を繋ぐ
メロディになるなら
怖くはない
未来の歌いつか叶え
未来の歌
曲としても素晴らしいし、歌詞を詩ととらえても素晴らしい。

そして山田健人さんがつくったMV。
Lyric Videoの優しい感じとは違い、吉井さんの経験してきたことの深み、厚みが感じられるような素敵なMVです。
吉井和哉「みらいのうた」の歌詞は全人類に届けたい名曲
「みらいのうた」のすばらしさは聞いてさえ頂けば各々の心の中に、それぞれの形で刻まれるでしょう。
私個人の感想をご紹介だけさせて頂きます。
人生は辛いことの方が多い、それでも生きる
この曲で私が一番好きなのは、
人生は綺麗ごとだけじゃないことが感じられること。
聞くとなぜか自然に涙が出るように。
何もかも嫌になった こんな時何をしよう
そんな暗い歌詞から始まるこの曲。

嫌になるきっかけとなった物事の大小は関係なく、人に比較されて大したことないと否定されるものでもない。
その人にとっては本当につらく、乗り越えられなさそうだからすべて放り出してしまいたくなること。
もちろんですが私にもあります。

優しいメロディーに合わせてこの歌詞を紡ぐ吉井さんの声が曲の最初から心にしみわたる。
君が笑顔になるのなら今日もただ歌おう
怒りもあるならば素直に出せばいい
辛いことの方が多い人生。
追い込まれるようなことも多いけれど、「君」のために歌い、「君」のすべてを受け入れるという歌詞。

いろいろなことを知ってしまう前も、いろいろなことを知ってしまった後もやることは変わらない。
不器用さと信念の両方を感じることができます。
現在進行形で悩みを抱えている大人たち、酸いも甘いも経験してきた人、未来に思いをはせて夢を抱いている子どもたち。
ありとあらゆる人、いや…全人類に聞いていただきたい曲です。
歌詞の端々から感じるこれまでの軌跡
小学生からTHE YELLOW MONKEYにハマり、青春時代はYOSHII LOVINSONや吉井和哉の曲を聞いて歩んできた私。
「みらいのうた」の歌詞をよみ、吉井さんのこれまでの軌跡を感じるところがありました。
例えば
何もかも嫌になった
こんな時何をしよういつか全てが変わるなら今日もただ歌おう
この場所では「JAM」の歌詞を。
信じてたあの人も
しょうもない嘘ついた
この場所では「峠」を。
僕の過去は僕の
メロディになるから
この場所では「SO YOUNG」を。
狭いベッドがステージになる
この場所では「天国旅行」を。
たまらなく好きだよ
この場所では「淡い心だって言ってたよ」を
そうやって吉井和哉というアーティストが生み出してきた楽曲をどこか感じられる歌詞。

行き先が変わる時
訪れる 強い痛みいつか全てが変わるなら今日もただ耐えよう
何度も何度でも立ち上がってみせるよ
いつかここから消えるなら今日もただ歌おう
いろいろいろんなこと知ってしまう後も
売れる曲を作るという方針のもと、自分の本当に作りたい楽曲以外を作らなければいけないという状況にあった吉井さん。
小さな部屋の隅でギターを弾きながら
心の形に溜まっていく吸い殻よ
THE YELLOW MONKEYを辞めたいという気持ちを抱え、活動休止という選択をした中であっても「歌を作り歌う」ということを続けていたソロの頃。
曲調からは「未来はみないで」を感じられ、辛いこと嫌なことを乗り越え、時によっては飲み込んでここまでたどり着いたということを感じる。
そうやって吉井さんの作る楽曲、吉井さんの歩んできた人生のほんの一端だけでも感じられる。

そして何より、THE YELLOW MONKEYとして30年超(周年詐欺)を歩んできた吉井さんだからこそこの曲を作れるのだと思います。
【祝イエモン30周年】歴史の振り返りとおすすめ曲一覧!【歴代ジャケットと記念日】
「みんなのうた」がディズニープラスタイアップになったことと夢
我らが吉井和哉が新レーベル「UTANOVA MUSiC」よりリリースした「みんなのうた」は、
ディズニープラスとタイアップしています
実際、Youtubeの公式動画にもCMからいらしている人が何人もいました。
ディズニーとタイアップするということは、多くの子どもたちの耳にも入ることになるはず。
もともとNHKの教育番組むけに「ふたりはさかさま」を作る吉井さんのことだから、きっと子どもたちが聞くことについても考えていると思います。
人生の先輩として、親として、
それでも救いになることはあるし、好きな人のために頑張れるというのは素晴らしいこと。
そんな子どもたちへのメッセージが込められているようにも思います。
願わくはこれを少しでも耳にした子どもたちが社会や大人の思惑に左右されることなく、健康で健やかな未来を送れますように。
吉井和哉ソロの曲やイエモンの曲の感想、考察もしています!
メジャー、マイナー関係なくイエモン関連の曲で


そう思っていただけるように更新していますので、ぜひご覧ください!
- JAM
- 天国旅行
- 天道虫とメロメ
- Balloon Balloon
こういった曲についても記事を書いています!

コメントをください。
この曲は全人類に届けたいってまさにそうですね!
ディズニーのタイアップを見た瞬間「この曲気になる〜」ってなりいざ聞くとどこか励まされるというのか、一緒の頑張ろうって言うかのような感じになりました!
Soraさん
ですよね!
寄り添ってくれる感じがして、今まで色々な経験をされてきた吉井さんだからこそ作れる曲だと思います( ´艸`)