吉井和哉

吉井和哉「BELIEVE(ビリーブ)」の歌詞の意味を考察

吉井和哉「BELIEVE(ビリーブ)」の歌詞の意味を考察 吉井和哉

吉井和哉と改名して最初にリリースしたアルバム「39108」の最後を飾る曲


BELIEVE(ビリーブ)



うにょらー
うにょらー
私は、この曲の悲しくて切ないのに前を向く感じが大好きです。



余計な言葉はいらないかもしれませんが、私なりの歌詞解釈を書き連ねたいと思います。

うにょらー
うにょらー
もしかしたら、世界で数人でも初めてこの曲の存在を知る人がふえるかもしれないから…




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吉井和哉「39108」収録のBELIEVE(ビリーブ)歌詞





BELIEVE

作詞 KAZUYA YOSHII
作曲 KAZUYA YOSHII
唄 吉井和哉

君を失ってしまったオレはどうやら
ガラクタみたいな車 鈍いクラションが
BEEP BEEP やるせない
BEEP BEEP 切ない
BEEP BEEP 窓ガラスの外は
春の嵐 暖かい日射しが

I BELIEVE IN ME
風の中 花吹雪 舞うように
思い出が満開
I BELIEVE IN ME 振り向いても
後ろには通り過ぎた景色があるだけさ

「出会いと別れの中で人は強くなる」って
言うのは簡単なことだが難しいことさ
BEEP BEEP 目の前が
BEEP BEEP 曇って見えづらい
BEEP BEEP ワイパーじゃ
窓に張り付く
花びらは取れやしない

I BELIEVE IN ME
あなたの心に届くように
叫び続けてたい
I BELIEVE IN ME
永遠に魂に刻まれるように
叫び続けてたい

離れてもそばにいても
変わらない想いがある
人は皆 星になる そのわけは
その時わかる

I BELIEVE IN ME
風の中 花吹雪 舞うように
思い出が満開
I BELIEVE IN ME 振り向いても
後ろには通り過ぎた景色があるだけさ

I BELIEVE IN ME
どうにもならない
とは思わずに
今を駆け抜けたい



おそらくどんな人が聞いてもわかるように、大事な人を亡くした曲です。


うにょらー
うにょらー
切ないのに優しさを感じる名曲です。




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BELIEVE(ビリーブ)の歌詞の意味を考察





「出会いと別れの中で人は強くなる」って
言うのは簡単なことだが難しいことさ

人は皆 星になる そのわけは
その時わかる




うにょらー
うにょらー
わたしの特に好きな歌詞がここです。




出会いと別れの中で人は強くなる



出会いと別れの中で人は強くなる


一般的に良く使われるこの言葉は、卒業シーズンなどによく使われる「違う道を歩む相手を激励する」程度のものでしょう。

しかし、このBELIEVE(ビリーブ)に登場する男は、

大事な人を亡くし、それこそ半身が無くなるような喪失感を味わっている。

うにょらー
うにょらー
そんな人に対して周りの人間がかけがちな言葉も、「出会いと別れの中で人は強くなる」なのでしょう。



自分が自分であるために必須といえる要素に、「特定の人」をあげる人はそう多くないでしょう。

でも、二度と取り戻せなくなって実感する。

うにょらー
うにょらー
自分にとってその人が、どれほどかけがえのない存在だったのかを。


  • 何故いってしまったのか
  • 何故自分を置いていくのか



そんな「何故」がいくつも頭の中で渦巻き、やりきれない思いがずっと駆け巡る。

失くしてしまう原因はいくらだってあるでしょう。

  • 事故
  • 病気
  • 自死
  • 寿命



いつか来る別れに対して、心構えをしていても何故は消えない。

そういった悲しみを、

「春」



そんな出会いと、前向きな別れを象徴する時期・景色と対比することで、なおのこと自分が取り残されていることを強調している。

うにょらー
うにょらー
小説にしてもいいほど、情景もストーリーも瞼の裏に浮かびます。



それほどに耐えがたい大事な人との死別。


そういった悩みも、自分が星になる、星に返るときにやっとわかる。

うにょらー
うにょらー
やり場のない悲しみが、生を全うしたときに帰結することを教えてくれる歌です。



壮大だし、身近な人を思った歌だからこそ感情を揺さぶる。



人は皆 星になる



BELIEVEに直接の関係はないのですが、

人は皆 星になる



このフレーズを聞くと、ファイナルファンタジーⅦ(FF7)を思い出します。


FF7の中には、ライフストリームという設定があります。


ファイナルファンタジーVII リメイク - PS4
スクウェア・エニックス(SQUARE ENIX)
本作は1997年に発売された『FINAL FANTASY VII』(原作)のリメイク作品です。ミッドガル脱出までの原作を元にオリジナルの要素を加えた作品となり、複数作で展開予定の第1作目です。(※2019年6月14日追記)



人や動物などが死んだ場合、それは星の中心に還る。

その際、持っていた知識やエネルギーは精神エネルギーとして星に蓄えられることになり、その蓄えられたエネルギーが新たな生命を生み出す。

うにょらー
うにょらー
この星に還り、星から生まれる循環のことをライフストリームといいます。



FF7はシリーズの中でも特に人気の作品で、全世界で1000万本以上販売されている。

うにょらー
うにょらー
そんな作品の中でも、私はこのライフストリームという設定が特に好きです。



生き物は死んでいなくなるのではなく、循環して、また生まれる。

人だろうと、動物だろうと、自分に身近な存在が死んでしまうというのはつらく悲しいものです。

それでも、来世かそれよりずっと先かでまた笑いあっていたら素敵ですからね。



I BELIEVE IN MEの意味



私は英語がからっきしなのですが、英語に少しでも詳しい方はI BELIEVE IN MEに関して、

I BELIEVE IN

  • ~の存在,人格,能力,価値を信じる
  •    +

    ME

  • 私の


  • というとらえ方をして、

    私は私を信じる




    うにょらー
    うにょらー
    そんな意味に捉えるらしいですね。



    でも、BELIEVE(ビリーブ)に登場するI BELIEVE IN MEは単純に、


    私は、私の中に(彼女が)存在すると信じる


    という意味合いではないかと思います。

    だからこそ、心の中では彼女との思い出が咲き誇り、仮に振り返ったとしてもそこに彼女はいるはずがない。

    うにょらー
    うにょらー
    自分の中にいる彼女の心に届くように叫び、永遠に彼女がともにいてくれるように叫び続けている。



    吉井さんの歌にしては珍しく、まったく女々しくない歌だと思います。



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    吉井和哉の作る別れの歌は総じて素晴らしい






    私よりも詳しいあなたならばご存知だと思いますが、


    吉井和哉が作る別れの歌は、総じて素晴らしいです。


    例えば、

    • THE YELLOW MONKEYとしてリリースしたFather。
    • 人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)。
    • YOSHII LOVINSON 名義のWANTED AND SHEEP。


    うにょらー
    うにょらー
    どれも素晴らしい曲です。


    ただ、私の感覚としてはどれもとにかく寂しさや無力感を感じる曲であるのに対し、


    BELIEVE(ビリーブ)は前に進もうともがいている。

    I BELIEVE IN ME
    どうにもならない
    とは思わずに
    今を駆け抜けたい



    君が胸の中にいるから、自棄にならず、諦めずに最後まで生き抜く。

    そして、最後にやっと星になる意味をしることができる。

    うにょらー
    うにょらー
    そんな、悲しくも力強い歌だからこそ惹かれるんだと思います。




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    吉井和哉「BELIEVE(ビリーブ)」の歌詞の意味を考察のまとめ


    • 大事な人をなくし、それでも懸命に前を向く男の歌
    • I BELIEVE IN MEの意味は自分を信じているのではなく、あなたが私の中にいることを信じているだと筆者は思う
    • 吉井さんが作る別れの歌はすべて素晴らしい
    • その中でも、悲しみにうちひしがれているだけでなく、前を向くこの曲は他にはない魅力に溢れている
    • 「星になる」の歌詞を聞くと、FF7を思い出す筆者



    人と人とのつながりというのは、わかりづらく脆いものです。

    だからこそ、大事でかけがえのないものなのかもしれません。

    大事な人を無くす経験というのは、その人にとって計り知れないほどの衝撃があるものと思います。

    私が死んだときに、

    かけがえないのない人を失った…


    うにょらー
    うにょらー
    そう感じてくれる人がひとりでもいてくれるような人生を送りたいものです。


     

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    THE YELLOW MONKEYを広めたい。

    THE YELLOW MONKEYのCDは買ったし、DVDも買った。
    曲はファンクラブので聞ける。

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    新規ファンが増えなければ、衰退してしまい続けてもらえなくなるかもしれないから。

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